六社神社

三木市細川町中里 六社神社

祭礼日:10月体育の日直前の土・日曜日
交通:神姫バス「宮前」バス停下車すぐ
  祭神は、大日霊貴命、天児屋根命、応神天皇、忍穂耳命、底筒男命、市杵嶋姫命、誉田別命。天長六年(829年)に、大日霊貴命、応神天皇、天児屋根命を勧請して創立。天徳二年(958年)、虫害によって飢饉となり、領主より小野妹子の後裔、小野好古に救済の命が下った。好古は、社殿を改造し、更に忍穂耳命、底筒男命、市杵嶋姫命を合祀し、六社神社とした。天喜二年(1054年)には、社地を現在の地に移した。明治七年二月には、旧村社となり、同四十四年十月、八幡神社を合祀した。

六社神社宮付屋台
  平屋根屋台では、木鼻と虹梁が付くものが多いが、本屋台は、井筒となっている。枡組は、二手先組拵え。狭間は、「長坂坡の戦い 趙雲阿斗を救う」「佐久間玄蕃太閤本陣乗込み」「玄徳馬を躍らせ壇渓を跳ぶ」「生田の森の合戦 梶原源太景季−箙の梅−」。布団締めは、竹に虎。水引幕は、追い龍。高欄掛けは、絹常の落款があり、須磨一の谷の合戦が縫い取られている。
上南・下南・鍛冶・谷口の四地区が輪番で世話をする。
神社下の県道で担ぐ六社神社屋台(平成20年)
六社神社屋台
狭間
狭間「玄徳馬を躍らせ壇渓を跳ぶ」
高欄掛け
高欄掛「岡部忠澄を組み敷く平忠度」

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