淡河八幡神社

神戸市北区淡河町勝雄 淡河八幡神社
祭礼日:10月第1日曜
交通:

奈良時代末期に表筒男命を、平安中期に安閑天皇を祀る。鎌倉時代の初め、相州鶴岡八幡宮より応神天皇の神霊をむかえ、社号を若宮八幡宮と称した。創建以来、淡河庄一円の総鎮守と崇められ、淡河氏、有馬氏、更に歴代明石藩主の崇敬祈願所ともなった。

淡河八幡神社屋台

明治38年に、神出方面より購入と伝わる。隅木の金具には木瓜紋が付いている。また、隅木を力神が支えている。雲板には、鶴や孔雀、龍、飛龍、虎、麒麟、鳳凰、玄武等があしらわれている。狭間の裏には明治十三年の墨書きがあり、彫師は橘正義。また、布団締め隠しの金具も素晴らしく、源平合戦がモチーフとなっている。
境内で差し上げる屋台(平成18年)
狭間「天の岩屋戸」(橘正義作)

(上)金具「五條大橋の弁慶、義経」
(右)隅木受けの力神
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