宮前(みやまえ) | |
 播州では非常に珍しい組高欄を持つ屋台。平成16年、三木の大塚町が組高欄の屋台を新調したが、隅に男柱がたつ構造は播州ではここだけである。また高欄は腰組みになっており、中央部には彫刻が施されている。高欄の欄間には、中国の孝行者24人の話を表現した二十四考の彫刻がある。  狭間には諸葛孔明や関羽等が登場し、三国志の各場面を表していると思われる。雲板は一段で、瑞雲に鶴。虹梁や木鼻、四本柱などは黒檀材が使用されている。平成19年には房の色を試験的に変更された。 |
境内を練る宮前屋台(平成19年) | |
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狭間「孔明が智計仲達を退く(空城の計)」 | |
二十四考「大舜」(高欄彫刻) |
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二十四考「楊香」(高欄彫刻) |
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組高欄→ |