八坂神社

加東市東古瀬 八坂神社
祭礼日:7月第2土曜日
交通:神姫バス「東古瀬」下車徒歩5分

縫い師「絹常」の地元。村の公民館のすぐ隣に鎮座する神社。7月7日から14日が祇園祭で、かつては中日の10日に屋台の練りだしが行われた。

東古瀬(ひがしごせ)

夕方から、台車に載せて町回りをする。一般的な反り屋根屋台とは、桝組みの作りが違っている。狭間の彫師は鎌田与一、大橋昌信。水引幕は「八岐大蛇退治」。
明治の中頃、印南郡曽根村より購入。魚などの行商人で村へ出入りしていた馬場嘉一郎氏の世話で買い入れたと伝わる。昭和6年、神戸で回漕店を営んでいた地元出身の小紫耕一氏が、絹常に修理を依頼、新しい衣裳を寄附した。
(参考文献:巨勢誌)
屋台練りを披露する東古瀬屋台(平成17年)
東古瀬屋台

狭間(鎌田輿一作)
桝組みと正隅の龍の彫物

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